第30話 コスモバイオとシンバイオ製薬らで結果的にデイトレ

今日は2月15日の火曜日、春一番名づけの日であり、釈迦入滅の日でもある。

本日の株式市場は、ゴム製品や陸運業などの一部を除き、値動きが弱く、決算の結果に関係なく、大きく下落している銘柄もチラホラみられた。

そうした中でKOは、朝8時台に監視銘柄を簡単に見渡していたところ、かなり以前に売買したことがあるコスモバイオがストップ安気配になっているのを発見した。

他の銘柄でもよくみられる見せ板かなと思いつつも、念のため、コスモバイオの東証適時開示をチェックしてみたところ、昨日決算発表があったようで、今期の業績予想が減益となっていた。

ただ、ストップ安になるような業績でもなく、大きく下落して寄付いた場合には、そこそこ値を戻す可能性も十分にありそうな感じがしたため、900円台中盤で寄付そうな状況を確認したうえで、成り買いを入れ、950円で100株購入した。

その後、KOはすぐに指値1,000円ジャストで売りの注文を出し、値が戻ってくるのを待っていたが、地合いも考慮し、984円まで戻ってきたところで利確をした。

その一方で、ひそかに決算跨ぎをしていたトランスジェニックが思ったような値動きにならなかったため、損切をすることにした。

その他、KOは前場にアルヒを購入し、そのまま様子をみていたが、14時30分頃にシンバイオ製薬がものすごい量の売り気配になっているのを発見した。

町の掲示板(ヤフー掲示板)を覗いたところ、東和薬品がトレアキシンのジェネリック製造販売承認を取得したという話題で盛り上がっていた。

KOは昨年も頻繁にシンバイオ製薬を売買し、その将来性に期待をしていたが、トレアキシンのジェネリックが出るというのは完全に寝耳に水であった。

今後、シンバイオ製薬にどれほどの影響が出るのかは全く分からないが、その一方でこういったニュースで急落した際はその後にリバウンドを含め、一時的に値を戻すケースがよくあり、ジャパンネクスト(JNX)側のPTSでも、それを見越してかストップ安で買っている人もチラホラ見られた。

また、シンバイオ製薬は昨年株価が急落した際に、社長がメッセージを出し、一時的に大きく値を戻したということもあった。

KOはそういった過去の経験やさらに下げるリスクがどれくらいありそうなのかなども想定した上で、本場のストップ安以上の値で売り注文が出ていたチャイエックス(Chi-X)側で購入し、ちょっと勝負をしてみてもいいのではないかと考えていた。

ただ、アルヒを買ったことにより、現金比率が低い状況でかつ相場も荒れていたことから、仮にシンバイオ製薬で勝負するのであれば、無理をしないためにも、買ったばかりのアルヒを手放す(損切り)ことを条件にし、引き続き、どうしようかKOは考えていた。

結局、KOは数分考えた結果、シンバイオ製薬がそのアルヒの損切分も一気に取り戻してくれることに期待をしてアルヒを損切りし、シンバイオ製薬を約744円で100株購入した。

そして、明日以降、値を戻してくれることに期待をして後場の相場を終えたが、ふと15時20分ごろにジャパンネクスト(JNX)側のPTSを覗いたところ、800円台中盤まで値を戻していたため、そこで手堅く利確をした。

なお、KOはまた今後も大きく値が動くようであれば、再び短期売買での参戦も視野に入れているようであった。

(第31話へとつづく)

本日の売買損益

本日の売買損益は+7,530円であった。なお、当コーナーの運用成績は上部にある「今年の運用成績」にて掲載している。

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