第52話 オリックスの株主優待獲得のためにクロス取引を実施

今日は3月18日の金曜日、点字ブロックの日である。

本日の株式市場は、これといって上昇するような材料は見当たらなかったが、昨晩のアメリカ株の上昇を引き継ぎ、新興市場も含め、全面高の展開となった。

そうした中でKOは、3月優待月であるオリックスの株主優待を獲得するため、前場の寄りでオリックスのクロス取引（信用売り、現物買い）を行った。

昨日まではオリックスの売建短期用の一般信用が楽天証券では選択できなかったため、在庫のある別の証券会社に資金を移してクロス取引を行おうか迷っていたのだが、昨晩寝る前にふと在庫状況を確認したところ、選択が可能でかつ5100株の在庫があったため、信用保証金に30万円を移し、そのまま注文も済ませ、2年連続でオリックスの株主優待を取りに行くことにした。

コストについては、配当落調整額は来年に還付されるので、年率3.9％の貸株料のみとなるため、計算が間違っていなければ300円未満となる。ただ、オリックスの株主優待は5000円分のカタログギフトであり、いうまでもなくお得であるため、これを利用しない手はないとKOは考え、クロス取引を実施した。

なお、優待を取りに行くことにより、信用保証金30万円と現物で買った23万円が拘束される状況とはなるが、もともとそれぐらいの現金は証券口座に残しておきながら運用していくのが理想とKOは考えているため、この拘束されている状況は、ポジポジ病を防ぐという意味でも、むしろ歓迎しているようであった。

その他、KOは昨日に引き続き、なかなか買値を上回ることができなかった大泉製作所と、200株保有しているスターティアホールディングスのうち100株をやれやれ売りし、さらには微益ながらアルプスアルパインでデイトレードを行い、今週を終えた。

（第53話へとつづく）

本日の売買損益

本日の売買損益は＋640円であった。なお、当コーナーの運用成績は上部にある「今年の運用成績」にて掲載している。