第7話 ヤマダホールディングス、アステナホールディングス、ミツバを購入
今日は1月12日の水曜日、スキーの日でもあり、桜島大噴火の日でもある。
KOは朝から株式市場への旅を始めたが、これまでと一変して、今日は全面高となり、株式市場は久々の快晴となった。
そうした中でKOは、昨日買った武器も含め、改めて装備品を見直し、その結果「[7087]ウイルテックのつるぎ」「[6698]ヴィスコ・テクノロジーズの槍」については一旦手放すことにした。
ウイルテックはPERもPBRも割安であり、中長期ではかなり期待をしているが、人材派遣関連であることから、オミクロン株が急拡大した場合には少し不安があるため、様子をみることにした。
一方のヴィスコ・テクノロジーズは、半導体関連であり、こちらも中長期的には期待ができるが、その一方でPBRは2倍を超えており、配当金も株価が1,077円(本日の終値)に対して1株当たりわずか8円しか出ない予想となっているため、金融緩和縮小の時代においては、少し不安のある武器であることから、一旦手放して様子をみることにした。
なお、その代わりにKOは、防具として「[9831]ヤマダホールディングスヘルム」をNISAで100株(買値402.6円)、防御力が高めの武器として「[8095]アステナホールディングスの斧」を100株(買値498.6円)、優待付きの武器でもある「[7280]ミツバのむち」をNISAで100株(買値456.3円)購入した。
ヤマダホールディングスは、本日の終値基準で見た場合には予想PER6.17倍、PBR0.52倍、配当金は1株当たり18円の予想となっており、株主優待も3月は500円、9月は1,000円の優待割引券がある。2015年以降の中長期チャートでも安値圏で推移しており、この辺りであればNISAで100株買って放置してもいいのではないかとKOは考え、購入をした。
アステナホールディングスも、本日の終値基準で見た場合には予想PER10倍、PBR0.74倍、配当金も1株当たり18円の予想となっており、バリュー系の武器ともいえるが、売上高は右肩上がりであり、半導体関連でもあることから、前々からKOは監視をしていた。ただ、明日は決算のため、決算前に上昇するようであれば、手放すつもりのようであった。
ミツバについては、今年もあるかは分からないが、3月末に100株の保有で乾麺がついてくるという優待銘柄であり、実は昨年もKOは優待を見据えて監視をしていたが、昨年はあっという間に上昇し、買い損ねていたという過去があり、今回は早めに購入をしたようであった。
ただ、KOはNISAで買ったことからも分かるように、単純に優待が目的で買ったということではなく、昨年も一時900円以上で推移するなど、再び自動車の生産が回復すれば、EV関連でもあることから、大きく上昇する可能性があると判断したからであった。
また、本日の終値基準での予想PERについては17.08倍であるが、PBRは0.52倍となっており、PBRを基準にした場合にはバリュー系に分類される。配当金予想は1株あたり3円であり、配当利回りはよくないが、下記の長期チャートを見ても分かるように長期的にも安値圏にあり、KOは中長期的な戻しにも期待をしているようであった。
なお、昨日仕入れた「[3853]アステリアのつるぎ」については、バリュー系とはいえないことから昨晩のアメリカ市場を警戒し、結局、昨晩のPTSで一旦手放した。ただ、ゴリラ社のナスダック上場への期待もあるため、また価値が下がってくるようであれば購入を考えているようであった。
(第8話へとつづく)
本日の売買損益
本日の売買損益+2,130円であった。なお、当コーナーの運用成績は上部にある「今年の運用成績」にて掲載している。