第5話 MRTらを一旦利確。クシムは・・・。

今日は1月7日金曜日、週末である。

KOは今日も朝から株式市場の世界へと旅を始めた。

スタート直後は穏やかな天気であったが、徐々にマザーズ市場から雲行きが怪しくなり、次第に雨が降り始め、前場が終わる頃には一部のセクターを除き、市場全体が悪天候へと変わり、全面安に近い状況となった。

なお、KOは前場終了時点では自動車、金融系、マスク関連が強かった一方で、成長株が弱かったことから、昨日に引き続き、QTへの警戒、日本国内における魔王・COVID19がバラまいたウイルス急増への懸念、さらには3連休前、雇用統計発表前の様子見なども加わったことが悪天候を引き起こした要因ではないかと考えていた。

そうした中でKOは、昨日買った武器である「[6034]MRTのつえ」で魔王COVID19との戦いに挑んだものの、MRTはマザーズに属する成長株でもあるため、朝から綱引き状態という感じで、思ったよりも弱かったことから、午前10時前に手放す決断をしたが、その直後に一時的に急騰した。

手放した後に急騰するのはいつものパターンである。

ただ、その後「[6034]MRTのつえ」は、全面安の中で再び価値が落ちてきたため、再度買い直し、本日の旅が終わる前にその分も手放した。

一方、同じく昨日買った武器である「[6584]三桜工業の斧」も、穏やかであった前場前半に一旦手放したが、その後全面安の中で再び価値が落ちてきたため、こちらも再度買い直し、MRT同様に本日の旅が終わる前にその分も処分した。

なお、「[6034]MRTのつえ」「[6584]三桜工業の斧」共に、そのまま持ち越すことも考えたが、雇用統計の発表を控えた今晩のアメリカ市場を警戒し、無理はしなかった。ただ、来週以降も監視は続け、チャンスが来れば、また買うつもりのようであった。

その他、「[6227]AIメカテックの鉄球」「[6698]ヴィスコテクノロジーズの槍」などの武器で、一日限りの戦いも行い、なんとか勝利をおさめたが、その一方で一昨日の夜のPTSで手放していた「[2345]クシムの爪」を勢いで掴んでしまい(買値391円・100株)、武器として使えるようになるまで待たなくてはいけなくなった。

KOはクシムの価値がなぜ上昇していたかは分からなかったが、396円に万株の売り板があり、勢いでそこまでは行く可能性を考えた。しかし、そうはならなかった。クシムは一旦下落後に再び390円まで上昇したが、そこで息切れし、結局369円で本日は引けた。

専業のデイトレーダーであれば、そうならなかった時点ですぐに損切りをする必要があるのであろうが、KOは専業のデイトレーダーではない。また、二日前にも書いた通り、「[2345]クシムの爪」は、将来的に「黄金の爪(株価が2倍以上になる銘柄)」に化ける可能性も無きにしも非ずと思っており、中長期で保有してもいい装備品(銘柄)であることを前提に売買しているため、そのまま保有をして見守ることにした。

今週は一部のセクターを除き、市場全体に嵐が吹き荒れ、新年早々、体力(含み益)を消耗したが、KOはこうしてなんとか今週を乗り切ったのであった。

(第6話へとつづく)

本日の売買損益

本日の売買損益は+6,149円であった。なお、当コーナーの運用成績は上部にある「今年の運用成績」にて掲載している。

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