第9話 アステリアをPTS跨ぎで売買後に再インして持ち越し 他（イメージワンは持ち越さず）

今日は1月14日の金曜日、1959年に南極の昭和基地でタロとジロの生存が確認された「愛と希望と勇気の日」である。

愛と希望と勇気の日…。大荒れとなった相場を生き残るという意味でも、まさに一部の銘柄を除き、全面安となった本日の相場にぴったりの響きである。

それはさておき、KOは昨日の夜のPTSから株式市場への旅を開始し、前にも「黄金のつるぎ（大化け銘柄）」に化けることを期待して保有していた「［3853］アステリアのつるぎ」が、大幅な上方修正を出していたため、1,012.8円（100株）でジャンピングキャッチをした。

KOはもともと逆張り派であり、慎重派でもあるが、これまで長らく見てきた装備品（銘柄）については、値動きをよく見ていることもあり、時々このようなジャンピングキャッチを行うことがある。

ただ、一歩間違うと塩漬けやナンピンをしなければいけなくなるリスクもあるため、ジャンピングキャッチはあまり好まないが、それでもアステリアは有価証券評価益とはいえ、なかなかのインパクトがある数字であったことから、ほんの少しの勇気を出してキャッチした。

その一方で、現金のバランスを考慮し、昨日の場中に買っていた「［8570］イオンフィナンシャルサービスの鎧」については、買値よりも1円高い1,275円で売りに出していたところ、買いたい人が現れ、一旦手放し、昨夜の旅は終えた。

そして本日の朝を迎え、市場が始まる前の状況をチェックしたところ、日経先物の気配が悪く、アステリアも9時に近づくにつれ、ストップ高が徐々にはがれそうな雰囲気であったため、結局、朝のPTSで1,064円にて手放す選択をした。

その後、アステリアは975円でスタートし、場中の時間帯には頂上も見える1,059円まで上昇したが、後場に近づくにつれ、値を下げていった。

そうした中でKOは、出来高の多さからも来週以降の巻き返しにも期待をしたくなり、後場開始直後に結局993円で100株（買値株価平均1,002.9円）買い直し、そのまま持ち越すことにした。

当然ながら、来週以降の値動きは不明であるが、「［3853］アステリアのつるぎ」が「黄金のつるぎ」として化けることに引き続き、期待をしているようであった。

その他、KOは「［3656］KLabのつるぎ」「［6227］AIメカテックの鉄球」「［4350］メディカルシステムネットワークの盾」「［6198］キャリアの弓」などを装備し、その日限りの戦い（デイトレード）にもなんとか勝利しながら、旅を続けていたが、その道中にストップ安直前まで価値が落ちていた「［2667］イメージワンのナイフ」を発見した。

一応、イメージワンの下落要因を探ってみたが、これといって明確な理由が見当たらない。

確かに昨日、中期経営計画の発表があったようだが、始値は前日の終値と比較して－18円スタートであり、他の銘柄とさほど変わらない感じのスタートであった。

昨年11月12日の赤字決算発表後の値動きもチャートで確認してみたが、700円台後半で推移し、今回のように大きな下落をしていた気配はなかった。

「うーん、落ちるナイフなのか、落ちているナイフなのか判断がつかない・・・。」

KOは、さらに町の掲示板（ヤフー掲示板）も覗いてみたが、中期経営計画への不満は見られたものの、結局よく分からなかった。

ただ、イメージワンは遠隔医療関連でもあり、8年以上前からたまに監視し、何回か買ったこともある装備品（銘柄）であったのと、こういったよく分からない中で価値が落ちている装備品（銘柄）を拾うのは、3桁の株価であれば嫌いではないので、興味本位で100株（買値560円）掴んでみることにした。

その結果、580円台まで価値が上昇したので、その日限りの戦い（デイトレード）の中で使用し、持ち越さずに売却をした。一応、来週も少し監視をするようではあるが、たまたま発見しただけでもあるので、追いかけることはしないようであった。

そして、KOは最後に昨日のPTSで手放していた「 ［8570］ イオンフィナンシャルサービスの鎧」も1,239.8円で100株再装備（買値平均1256.9円）し、この日を終えた。

先週同様、体力（含み益）をかなり減らしたが、なんとかKOはこうして今週の旅を終えたのであった。

（第10話へとつづく）

本日の売買損益

本日の売買損益＋11,480円であった。なお、当コーナーの運用成績は上部にある「今年の運用成績」にて掲載している。